(C)DASSAULT SYSTEMES 2018 Sebastien D’Halloy

隈研吾建築事務所の松長様、寺澤様にインタビューを行いました。隈研吾建築事務所様は石膏タイプの3Dプリンターを導入していたのですが、対応できない複雑な造形にも実は潜在的な需要があり、学生のアルバイトやインターン生の力を借り、時間と手間をかけて作っていた背景がありました。それらを解決する為にDMM.makeにご相談頂きました。

プロフィール

松長 知宏 (まつなが ともひろ)
CG・3Dチーム設計室長。6年間の金融機関での勤務の後、2012年より隈研吾建築都市設計事務所に入社。主に3D技術を活用したヴィジュアライゼーション、モデリングおよびデザインのサポートを行う。一級建築士。

寺澤 剛 (てらさわ ごう)
模型チーム主任技師。模型製作への拘りが高じて独自に建築模型制作スタジオ立ち上げ、2016年隈研吾建築都市設計事務所模型チーム発足に伴い入社。デジタルファブリケーションを活用し多様化する建築の模型表現へのサポートを行うとともに模型アーカイブ形成に力を入れている。

川岸 孝輔(かわぎし こうすけ)
DMM.make 3Dプリント部門部長。メーカーで製品企画から外装設計、電子回路設計、コーディングとマルチエンジニアとして勤務し、数々の商品を世に送り出した経歴をもつ。3Dプリントを利用した設計製造に新たな可能性を感じDMMに入社しシニアエンジニアを務めた後にサービスデザインの統括責任者となる。

手作業の業務を簡略化、コスト削減を実現

川岸:
松長様、寺澤様、今回このような時期にインタビューをお受けいただきありがとうございます。では、早速インタビューを開始させて頂きます。

— はじめに弊社のサービスをご活用頂いた目的やどんな課題を感じていたのかを伺えればと思っております。

松長様:
もともとは石膏タイプの3Dプリンターを導入していたのですが、限界を感じていました。

寺澤様:
そうですね、石膏パウダー式の3Dプリンターでしたが対応できない複雑な造形にも実は潜在的な需要がありました。
私たちは細かくて複雑なデザインが多いのにも関わらず精度の高い3Dプリンターがなかったので手作業でなんとか実現可能な方法を検討していました。
学生のアルバイトやインターン生の力を借り、時間と手間をかけて作っていました。

松長様:
それが外注することでハイエンドな3Dプリンターが使えるぞ!となったんですよね。DMMさんに最初にお願いしたのは、HPさんのマルチジェットフュージョンですかね。
あの大きなプロジェクトがきっかけですね。
それ以降ですね、お世話になる機会が増えたのは。

川岸:
御社のダッソー・システムズ様のプロジェクトで手がけられる、構造具材だったので、強度が必要だったんですよね。

松長様:
模型ではないですが、いきなり構造体そのものを出力しないといけないというニーズがでてきて、悩んでいたところでした。
DMMさんにお願いすれば、普通じゃ使えない素材や、なかなか導入できないような大型機を使えるということを知って、飛びつきました。
加えて、プロの方の技術の…



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